2007年5月1日火曜日

日本一長い駅名


これは先月の新聞で読んだ話題だ。松江市にある一つの美術館の閉館に伴い、ローカル線の駅の名前が変わった、とのこと。その駅の名前は、日本一長いと言われる。そんなこともあるのかと、ちょっと興味を持った。

そこで調べてみると、ウィキペディアには駅の看板まで写真に載せてくれている。ぱっとみて、さすがに長い。そして親切にも時間付きで日本一を名乗っている。どうやら知る人ぞ知る、当地ではかなりの自慢の種だ。

そこで駅の名前をじっくり読んでみると、乱れた日本語表記の手本がここにありとの思いがした。日本語の駅名には、カタカナと漢字、英文字を混ぜ、名前と苗字を区切りするための中点を名前の間に使い、英語表記の省略点まで入れて、どうしても見づらい。さらに、英文字の「C」はどう発音すべきかと、そのヒントを求めてローマ字の行に目を移すと、それはさらにわけが分からない。名前と美術館の二つの言葉を英訳にしていながら、最後の単語だけはローマ字表記。このような書き方は、だれのためのものだろうか。日本語を熟知していて、かつ英語も分かる人でないと、おそらく間違いなく立ち往生してしまうことだろう。

わずか一つの駅名、日本語のかな/漢字とローマ字だけの二行の表記に過ぎない。せめて理屈の通った、普通の通行客に分かってもらえるような書き方ができないのだろうか。不思議を取り越して、あきれたぐらいだった。

It was told that this is the station with a longest name in Japan. However, the way of writing of the name combines a number of writing system and carries out a confused result.

美術館の閉館及びその原因について

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