ポイ捨て・白い象
今日は、一つ答えのないことを記して見る。
学生の一人が新宿の街角で撮った写真を持ってきて、説明を求めようとした。右の写真である。しかしながら、わたしにはさっぱり分からない。これはいったいなにを意図しているのだろうか。
標識の言いたいことは、およそ見当がつく。ポイ捨てと出ているから、空き缶などが対象になるだろうけど、ここではおそらくとりわけタバコの吸い捨て、歩きタバコのことを指すかと思われる。だが、そのような文脈には、どうして白い象が登場しなければならないのだろうか。インターネットで調べてみれば、新宿区、象のマーク、クリーンカー、など、これの裏づけとなる記事は何点も出ている。その中の一つは、象の形をしたクリーンカーを先頭にした街頭行進の写真まで載っている。でも、ここでは象とはどういうことをイメージにしているのだろうか。しかも標識では、それが禁止マークの輪の中に置かれている。いくら考えても思いつかない。街角の宣伝標識とは、簡単明瞭なはずだから、それを思うほどにもどかしい。
いうまでもなく、答えがないとしたのは、あくまでも自分のことだ。まったく気づいていないところに、意外にシンプルな理由があるに違いない。ご存知の方、どうぞ教えてください。(撮影: Evelyn)
This picture is brought to me by one of my students. It is for a campaign for not walking while smoking. However, why there is a white elephant? I do not have an answer for it.
子どもをタバコから守る会・愛知
内田さんという方からコメントをもらいました。「だめだゾウ」にオチがあるとのことです。これでなぞが一つ解けました。感謝。
1 件のコメント:
私もこのマークは知りませんでした。象が使われているのは、単に象がデザインしやすく、イメージも悪くない(大人しく、頭がよく働き者など、、)からかなあと思いました。
そして、今日、新宿で初めてこのマークを見ました!そこには「ゴミのポイ捨てはだめだぞう~」と書いてありました。コピーの「~ぞう」とキャラクターの「象」をかけていたのですね。
色は多分、背景の緑に映えるからだと思えました。「白い象の話」とは関係ないのでは、、と思いましたが、どうでしょうか。
このキャンペーンは上から命令調に厳しくルールを守らせるのではなく、子どもでも理解でき、マナーに鈍感な若者にも受け入れられるように動物のキャラクターを使ったのではないのかなと思いました。
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