2007年5月14日月曜日

カンバセーション


英語を日常の言語にしている分、英語の単語をそのまま取り入れた長いカタカナ言葉はどうしても苦手だ。たとえば、「カンバセーション」。文字として読めば意味が取れず、かと言って声に出して読み上げてみると、発音がはたしてどこまで英語から脱出できるものやら、はなはだ不安だ。

このような言葉は、日本語としては成り立つものだろうか。パソコンでこれを入力しても一発で変換してくれない。これをタイトルとする有名な洋画があったが、たしか説明するための漢字表記を併用していた。おそらくほぼ通じるが、普通の日本語の語彙ではない、というボーダーラインにあるものではなかろうか。

学生たちが参加している語学研修のプログラムのハイライトの一つには、学生一人ひとりに「カンバセーションパートナー」を指定してくれたことだ。この称呼は、ほかのいくつかのところでも見かけられる。もうすこし「日本語らしい」ネーミングが出来ないのだろうか。「会話友」などは、おそらく無理だろう。考えてみれば、この言葉が表現するものが大いに流行ったとしても、「カンバパ」とかになることがオチだろう。

A word such like "conversation" has become to a Japanese katakana word. It is difficult to pronounce it in a Japanese way, but it seems people simply do not want to find a native Japanese word to replace it.

カンバセーション…盗聴…

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